一つ大きくなったさくら組の子どもたちは「もうさくらさんだから!」とますます自信をもって、のびのびと毎日を楽しんでいます。
ちゅうりっぷ組の時に話題にしたことはありませんでしたが、さくら組になったら…と子どもたちが楽しみにしていたことの一つに、『トカゲを飼うこと』が含まれていたようです。
進級して2日目、慣れてきたさくら組の部屋を見渡して「そういえばトカゲは?」と一言。ゆり組が連れて行ったことを聞くと「えー?!トカゲがいると思って楽しみにしてたのに~」と落胆…
「じゃあ僕たちもトカゲを探そう!」とトカゲ探しプロジェクトが始まりました。
作戦① 木になりきって待つ
ゆり組さんにトカゲを捕まえるコツを聞いてみると「じっと待っていること」。
なるほど!木になりきればいい!ということで、みんなで木になりきって静かに待ちました。ポイントは手を枝のようにあげること。
静かにしていると…本当にトカゲが隙間から出てくる!!
でも、あまりの素早さに捕まえることはできませんでした。
作戦② わなを仕掛ける
二日目。昨日は素早くて捕まえられなかったので、今日はペットボトルのわなを仕掛けます。トカゲの好きな虫は何だろう…様々な種類の虫を入れて、3つの仕掛けを用意しました。
作戦③ わなに違う虫を入れる
三日目。わなを確認すると…中身は空でした。
「好きな虫じゃなかったのかなあ~」違う種類の虫を捕まえて、改めて設置しました。
作戦④ 木になりきって待つ改め、招き猫になって待つ
静かに待つことに変わりはありませんが、「出ておいで」の気持ちを込めて招き猫に。
それでもトカゲは見つかりません…
作戦⑤ 穴の中に棒を入れて、トカゲが棒にくっついてくるのを待つ
「トカゲは穴から出てくるんだよ」今までの経験を活かして、すみかにお邪魔してみることに。「つぶしちゃうんじゃない?」と心配の声も聞かれます。
そ~っと入れてみて…何もおきませんでした。
3日かけて5つの作戦に挑戦したさくら組さん。まだトカゲを捕まえることはできていませんが、子ども達自身がアイディアを出し合って、試行錯誤して、生き物と向き合っています。
お友達と「ああでもないこうでもない」と話し合うことも楽しめるようになりました。
果たして、トカゲハンターたちの夢は叶うのでしょうか。